平昌オリンピック
オリンピックが幕を下ろして2週間が過ぎました。過去最高のメダル獲得以上にいろいろ考えさせられるオリンピックだったと思います。
まずは、始まる前から北朝鮮に絡んで開催が危惧されていましたし、直前になって北と南の合同選手団で行うなどと、ここ数年の緊張感から来る良くない話ばかりが先行してしまい、主役である選手が隅に追いやられた感じでした。
それがいざ始まると、スポーツの素晴らしさ、感動が最終日まで私たちの心を掴んで離しませんでした。大怪我を数ヶ月前に負った中での金メダル、負け知らずで臨んだ絶対王者がプレッシャーを跳ね除けての金メダル、チームワークと過酷な練習で掴んだ金メダル、妹の陰に隠れて余り注目されていなかった中で練習と知能プレイでの金メダル、どのメダルをみても日本人として誇らしく、感動的で勇気と希望を与えてくれた結果でした。特に500mのスピードスケートは結果もさることながら、2位の連覇中の韓国選手との姿、逸話はまさにスポーツならではのもので、慰安婦問題で嫌気がさしていた我々にとっても、韓国の人達と何か通じ合えるものがある、相互の国民性だなぁと思わせてくれた心温まるものでした。政治で何年もかかってしまうものがスポーツを通じて良い方向に行ってくれれば改めてオリンピック、スポーツの精神に立ち返ることが出来るので、ぜひ政治家の人達にも頑張って貰いたいものです。メダルの陰には沢山の苦労や周りのサポート、何よりも本人の努力には頭が下がります、お金のために努力している訳ではないことは理解していますが、お金は沢山かかる訳ですから、全国民にこれだけ感動を与えられるスポーツには沢山の予算と報奨金があって然るべきと思いますし、余り政治家が介在しない形での予算執行を期待しています。あと2年で東京オリンピックが56年振りに開催されます、生で見ることができるオリンピックです、子供達に夢と希望と努力の大切さを感じて貰える、又とないチャンスです、もう時間がないかも知れませんが、1人でも多くのメダリストを誕生させて下さい、国境を越えたスポーツの素晴らしさをみんなに見せて下さい、そして我々は外国の人達に日本の良さを知って頂ける又とないチャンスですから、日本人らしいおもてなしでお迎えしようではありませんか!
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